| 第四回 天二町地車現地見学/岸和田天神宮 平成19年2月11日 於:各町地車小屋 |
今日は、岸和田沼町周辺地域の産土神社「岸和田天神宮」と、
宮入り一番の特権を持つ「沼町」、二番の特権を持つ「筋海町」の地車見学です。

本日も晴天に恵まれました。
《岸和田天神宮》

岸和田駅前に集合し、徒歩3分の岸和田天神宮へ移動。

「手水舎」で清め、拝殿へ。

ますは、二拝二拍手一拝の作法を宮司さんから教えていただき、カミさまにご挨拶。

大安の日曜日。お忙しい中、非常にわかりやすく神社の由緒と地車の宮入りについて説明していただきまいた。
主祭神はスサノオノミコトと菅原道真公。カミさまは一柱、二柱と数えるとのことです。

牛と梅は菅原道真公と縁が深く、神社のあちこちにあります。

ちょうど梅の花が咲いていました。

境内で次回「積川神社」へのバスの説明。
《沼町》

沼町に移動

青年団の方々が鳴物で出迎えてくれました。

岸和田天神宮は、南北朝時代(室町時代初期)、沼村の長・沼間将監がこの地に勧請したことから
「沼町」の地車は「宮入り一番」の特権を持ちます。
番号持ちは「菅原道真公」。

まずは町会長さんに全員でご挨拶。今日の司会は前回に続き萬屋さんです。


曳行責任者の方から地車の特徴を聞き、班毎に彫物を鑑賞。
彫物は「源平合戦」で統一されており、所々に沼町に関係する歴史譚が彫られています。


青年団の団長さんから「瓢箪」の纏の話がありました。昔、沼村に住んでいた飛脚に関連するとのことです。
祭礼当日の金縄も瓢箪型です。



続いて青年団の方々による、沼町独特の大太鼓の旋律「七五三」と、拍子を切り替えずに落としてく鳴物を実演。
心地良い大太鼓です。
さらに祭礼最終日、地車入庫後に行なわれる勝ち抜き相撲「オッシャンシャン」の鳴物を実演していただけました。
急遽、相撲を取っていただけるとのことで、子供達も大喜び。
『オッシャンシャンノシャンコロベ』の掛け声と手拍子、鳴物が囃される中、両手を広げ踊ります。
青年団の団長さんと一発勝負。気合で勝たせていただきました。ありがとうございました。

この行事は、江戸初期、年貢減高を求めて、沼村の大庄屋・川崎久左衛門さんらが起こした、有名な「寛永の強訴」に由来します。
沼町の皆さんありがとうございました。
《筋海町》

筋海町に移動。途中、和田高家の家臣・沼間正信が祀られている「大神宮」の前を通りました。

まずは町会長さんに挨拶。会長さんから簡単な時事クイズがあり、正解者には団扇をいただきました。


泉田さんから筋海町の地車について説明していただきました。
彫物は芸術家としても活躍した人達が彫り仕上げたものであり、非常に繊細なものだということです。
他の町とは異なった趣の彫物でした。
また、大屋根の正面が二重になった「軒唐破風(通称・二重破風)」と、三本の突起(鳥衾)下の獅噛が特徴的です。
だんじり会館、宮三町、沼町と見学してきましたが、「入母屋型」の地車は筋海町が初めてです。


彫物をを班毎に見学。


纏も見せていただきました。地車が速く走れるように願いを込めて「浪兎」の彫物が施されています。
筋海町の皆さんありがとうございました。
オマケ

筋海町地車小屋前にある地車工務店「隆匠」さんに工務店の外から現在修理に入っている「大北町」の地車を見せていただきました。
大屋根がのっていないので柱の状態がよくわかり勉強になりました。
岸和田駅まで全員で移動し解散です。次回は旧市内を飛び出し、和泉国四ノ宮積川神社です。
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